自動車のメーターの中にはいろいろな色のランプがつきますがその中の赤いランプについてご説明します。
自動車の良くない状態を教えてくれるのが、赤とオレンジ色の警告灯です。
ちなみに青とか緑や白色のランプは警告灯ではありません。車の状態を教えてくれるランプです。
赤い警告灯はすぐに対応しないと車が動かなくなることがあるので修理してくださいというものです。
シートベルトの警告灯もすぐベルトをしてくださいというものなので同じですね。
オレンジの警告灯は注意してくださいということです。早めに修理してくださいというものです。
これはブレーキの警告灯です。
①パーキングブレーキ(駐車ブレーキ)を解除していないと点灯します。走行中についていたらすぐに解除しましょう。
万が一、パーキングブレーキをセットしたまま長距離走行してしまった場合、ブレーキが焼き付いて焦げ臭い匂いがしてくることがあります。後ろのブレーキを分解点検しましょう。
②ブレーキオイルが不足しているときにも、点灯します。
ブレーキ部品の交換時期かブレーキオイル漏れの可能性があります。点検しましょう。
発電/充電系統異常の警告灯です。
発電システムに異常がある時点灯します。
①発電機を回すベルトが切れたり外れたり空回りしてる場合があります。
②発電機自体が故障している場合があります。
自動車は電気を使ってコンピューターで制御しています。そのままだとバッテリーの電気がなくなり動かなくなりますので早めに点検整備しましょう。
オイル警告灯です。エンジンオイルがなくなっているかもしれない時点灯します。
①エンジンを潤滑するエンジンオイルがなくなっている場合があります。エンジンが焼きついてしまう可能性があります。
②もしかすると、エンジンオイルが入っているかを判断しているプレッシャースイッチという部品が故障している可能性があります。
③エンジンオイルが循環していない可能性があります。メンテナンス不良によりオイルの通り道が詰まっている可能性があります。
④エンジンオイルを循環させているオイルポンプが故障している可能性があります。
オーバーヒートの警告灯です。
エンジンが異常に熱くなっているという警告灯です。安全な場所でエンジンを止めてください。
①エンジンを冷やす水がなくなっている可能性があります。冷却水がどこからか漏れているかもしれません。
②ラジエータを冷やす扇風機/電動ファンが動いていない可能性があります。
③メンテナンス不良により、冷却水の通路やラジエーターが詰まっている可能性があります。またサーモスタットの不良も考えられます。
排気温度警告灯です。排気パイプの中が異常な高温になっています。燃え残りのガソリンが排気ガス浄化装置に溜まって排気管の中で燃えているかも。
マフラーの中が異常な高温になっています。燃え残ったの燃料がマフラーの中で燃えている可能性があります。
燃えやすいものがない所でエンジンを止め冷やしましょう。草むらとかで止めてしまうと火災になる可能性があります。
①マフラーについている触媒が異常に高温になっているおそれがあります。きちんとエンジンが動いていなくて燃料が正常に燃えていないので点検をする必要があります。
②マフラーについているセンサーが壊れているだけの可能性があります。
このままでは正常に走行出来ないので早めに点検整備をしましょう。
最近の車には付いてないことが多いです。そのかわりコンピューターが車のスピードを出さないように制御しますのである一定以上のスピードが出なくなります。
エアバッグ警告灯です。エアバッグの装置に不具合があります。
①エアバッグ機構自体が故障している可能性があります。
②エアバッグに関連するセンサーなどが故障している可能性があります。
事故の時などエアバッグが作動しないことも十分考えられますので早めに点検整備をしましょう。